John Johnでの、今年最初のやぎたこライブは、雪景色の中での開催でした。
コロナ禍ということもあり、車で岩手に帰ることは難しいであろう状況を見越したやなぎ号は、今年に限ってノーマルタイヤ。
急遽、ギターを1本ずつ各自が背負って、電車で出向きました。
ギター2本でのやぎたこライブ・・・!
結成当時はそういうスタイルだったはずなのですが、楽器が増え始めてからは初めてのことでした。
楽器が少ないと、普段は登場しないレパートリーも飛び出したり、、、
双方のソロの演奏タイムも交えたりしながらの、珍しい選曲のライブ。
悪天候の中、足を運んでくれた方々との出会いや再会を楽しみながらの、ゆったりした夜でした。
私がやぎたことして歌を歌い始める前から、John Johnの安藤マスターには本当に沢山のことを教えてもらいました。
カウンターでハイネケンを飲みながら。
お馴染みのホットドッグを頬張りながら。
海の向こうのいろんな音を聴かせ、見せてくれたマスターのことが大好きでした。
饒舌ではなかったけれど、いつも、私に必要なことを指し示してくれていた。そんな気がします。
雑誌 POPEYE に掲載された記事もとても素敵でした。

やぎたこでの次のライブを5/26に約束した時、珍しくマスターから、ある曲のリクエストをもらいました。
「貴ちゃんに、きっと似合うと思うよ」
奇しくも練習中だったその曲を、終演後に少しだけ歌ったら、いつもの笑顔で褒めてくれた。
嬉しく、光栄な記憶です。
そんなJohn Johnのあの場所で、もう一度、歌う機会を頂きました。
諸事情が重なり、私が独りで歌うことになってしまったけれど、、、
マスターとやなぎさんはきっと一緒に、一杯やりながら聴いてくれている。
空の上か、John John の片隅かは分からないけれど。
そう思います。
平日の夜、急な開催決定ですが、なかなか無い機会なので、良かったらぜひ。


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