あの楽器(TOKAI製、国産のクロマハープ)に加えて、今回やぎたこのメンバーに加わったのは
Zimmerman というメーカーのオートハープです!!!
ジマーマン、という読み方が一般的なようですが、Zなので「チマーマン」と発音する場合もあります。
オートハープという楽器の生みの親、とも呼ばれる、19世紀くらいのオジサンの名前が由来。
同じメーカーでもいくつか型番があるのですが、「これはNo.73ですね」と詳しい方に教わりました。

上記は先日、ライブの時にお客様に撮ってもらった写真です。
よーく見ると、楽器のホールの横に描いてある絵が見えると思いますが、
ロゴの「AUTOHARP」という文字の下には、「PHONOHARP.CO E.BOSTON」とあります。
実は、この楽器を作る工場がボストンにあったのは、1900年初頭のわずか数年間だけ。と、いうことは、、、
この楽器は少なくとも100歳!!ということになります。
やぎたこの誰よりも、どの楽器よりも年上。。。
もちろん、こういうものはその辺の楽器屋さんへ行っても置いてありません。
海外のオークションで、勇気を出してやなぎさんが入手

覚悟はしていたものの、海を越えて届いた箱を開けると、
バーもバラバラ、裏板も剥がれかけて、来日した当初はかなりの重症でした。
日本では数えるほどしかいない、オートハープビルダーの方を探して、連絡をとって、いざ、修理

可能な限り元の部品を生かして、見た目も自然に、美しく・・・
素晴らしい仕事をして下さって、再び、ステージで音を響かせるまでに生まれ変わりました

やぎたこの唄に合うように、GとDのキーに合わせたダイアトニックの状態に改造。
今ではやぎたこのライブでも重要なメンバーの一員!です。
キラキラした音色で一緒に唄ってくれています。
で、わたしは、もっと良い音を出すべく現在特訓中!
ライブで弾いているうちに少しずつ、オートハーピストの知り合いが増えて、
その度にいろいろ教えて頂いています。
7月22日 茅ヶ崎 BOTHY BOTHY(ぼちぼち)
でやぎたこライブの予定があるのですが、「そこでまた会いましょう!!」なんて話ができた方もいて、
本当に嬉しい限りです。
こうして楽器を通じて、人の繋がりまで広がっていく、
これこそライブの醍醐味!!
細かいスケジュールも順次、掲載していきますので、皆さんも是非

このオートハープの音を聴きに来てみてくださいね

お待ちしてます!!


スポンサーサイト