記事になっている有恒さんには、今年の1月にも、
花巻でのやぎたこライブを聴いてもらったばかり。
私も一緒にお喋りをして、お酒を飲んで、雑魚寝して、
翌日は音楽の話をしながら、彼の住む陸前高田の町まで雪の中をドライブ。
写真が掲載されている、陸前高田駅前の大通りを歩いたのは、
まだほんの、半年と少し前のことでした。

この記事は、陸前高田の町と有恒さん、そしてやなぎの歌のこと。
でも、
こんな風に悲しい出来事が、分かっているだけで1万5千件以上も起き、
こんな風にあとかたもなくなってしまった町が、他にも幾つもあるのです。
しかも
これらの町が抱えている問題は、
多くの人が犠牲になったり、建物が壊れたことだけではありません。
過疎化や高齢化が進んで、雇用も生まれにくい、こうした場所に、
本当に必要なものは何なのか?
もっともっと考えなくてはいけないことがある。
そう、教えてくれている記事だと思います。
震災後に発売となった、やなぎのソロCDの裏ジャケットは、
ひとつ前に発表したCDのそれと同じ場所、、、
陸前高田駅前通りを撮影したものです。
息を呑むほど、全く違う風景になってしまったことがよく分かります。
一枚ずつ、言葉を添えながら手売りをしています。
一人でも多くの人に、こうしたことが伝わりますように。


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