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やなぎ×辻井貴子   うたうユニット やぎたこのブログ

春の関西遠征・その4

ここ1か月余りの間で4度目の西行きドライブ。
何度も高速道路で見下ろしたまま素通りしていた大阪に、ようやく下り立ちました。
新名神の終点まで行かなくていいなんて、近い!本気でそう感じました。
慣れるって凄い。

早朝に出たので渋滞にもひっかからず(通り過ぎた後に渋滞情報が出ていたので、やっぱり早起きは必須と実感)、順調な道のりでした。

それにしても、またもや雨。
もしかすると道路が順調だったのは、そのせいもあるかも、、、
みんなが気を付けているから事故がない、もあるけれど、行楽の人出が減るから空いている、という単純な理由も大いにありそう。
そうだとすれば恵みの雨です。

行きに立ち寄ったSAでは、狙ったソフトクリーム屋さんの機械が洗浄中で食べられず、、、それが唯一の残念な出来事。
上り下り共用のSAだったので、帰りに寄るぞと決めて、あとは万事、快適な往路。
おやつ抜きで無事に到着しました。

最後の最後、何度も通っているはずのお店の周りでぐるぐる、細い路地で迷子になってしまったのですが、、、
電車で行った時にも駅から毎回、迷う場所だから仕方ない。
車一台ギリギリ、の路地を、曲がり切れずにバックして切り返したり、バックで戻ったり、を繰り返したのに、どこにもぶつけず、こすったりもせずに到着したのだから上出来。

・・・無事なら及第点、遅刻しなければハナマル!迷わず着いたりしたら珍し過ぎて雨どころか雪が降っちゃうかも?!
方向オンチの合格ラインは低めの設定なのです(笑)。

共演のマルコさんと合流して、会場へ移動しました。
すごく久しぶりの再会だったはずなのに、あんまりそんな気がしないのは彼の人柄かも。

足元が悪い中、馴染みの方も、初めての方も集まってくれて、そして私も久しぶりにゆっくりとマルコさんの歌を聴くことができて、とても嬉しいひとときでした。

マルコさんと共演
(Photo一部 by Okumoto)

実は、私も観に行きたくなるようなライブが各所で行われている夜でした。
数々の選択肢がある中、来て下さった皆さん、本当にありがとうございました。

初めての出会いもあって、でもよくよく話したら共通の知り合いがいたりして、、、
音楽の世界は狭い!みんな繋がっているんだなぁ、と実感した一日でした。



この日の夜は、翌日のライブ会場でもあるマルコハウスに車を停めさせてもらって、ちょこっとこの日の反省会(?)をしてから、電車でホテルへ向かいました。
駅からホテルまで、テクテク歩いて約10分強。
最初にたどり着いたよく似た名前のホテルで、「お客さん、どこを予約されました?ああ、これはね、裏ですよ、出て左、もう一回左、、、」
なーんて教えてもらうハプニングはあったものの、雨模様の夜に初めての町で、同じ道を戻ることなく無事に着いたし、これくらいは私にしては上出来、なわけです。
雨も幸いなことに小降りの時間帯でした。
夜半過ぎにはビックリして飛び起きるような雷雨になったので、ホントにラッキー。


そしてさらに嬉しいことに、翌日は晴れ!!でした。
いそいそと、近くへ来るといつも寄ってしまう、大好きなパン屋さんへ行きました。


カフェキイロ

プレートメニューに追加でクリームパン!
足の形をしています。しかも、アーモンドのペディキュア(笑)。

「全部食べられますか?」と沢山のパンを前にした私を店主が心配してくれたけれど、もちろん美味しく平らげました。
ホントに美味しいのです。
たまたま読んでいた本に出てきて美味しそうな描写だったのでつい食べたくなった、という理由で選んだクリームパンが、特に!
ほのあたたかくて玉子の味がするカスタードクリームが最高でした。
たっぷり入っていて、皮は香ばしくて。
思わず、お土産にもう一つ購入。

店主とお喋りが弾んで、すっかり長居してしまいました。
いろんなことができる彼女、サラサラと似顔絵まで描いてくれて、SNSにアップされたそれを嬉しくて携帯で写真に撮りました。
楽しかった!!


二度目の正直、今度は迷わず会場であるマルコハウスに着いて、夕方からのライブに備えて準備をしながらお喋り。
この場所に来るのは初めて!という馴染みのお客さんに 「場所が分かりにくいかもしれません、迷ったら連絡くださいねー」
なんて先輩ぶってみたけれど、何のことはない、旅慣れたその人はスンナリ到着して、迷ったりするのは自分だけだと認識を新たにしたのでした。。。


たっぷり2時間。
自由に使っていい2時間で何をやるかは毎回、悩みに悩みます。
マイクなしの生音で、すぐ目の前にいて下さるお客さんに唄いかけるのは、ひときわ、緊張もするけれどワクワクします。
お互いの息遣いが聞こえる距離。

マルコハウスマルコさんと
(Photo by Maruco)

折り畳みのキーボードを持参していたので使ったけれど、考えてみたら生声でピアノの弾き語りは初めてです。
もちろん木のピアノの音は大好きだけれど、マイクなしで唄えるのは音量を小さくできる電子ピアノならでは。
早い時間に終わるライブだったけれど、このお店で会える人たちとゆっくり飲みたくて、もう1泊の予定にしていました。
やぎたこ時代はよく、そそくさと新幹線で一人、帰途についていたんだっけ、、、終電間際に乗り間違えないように、誰かが新大阪まで一緒に来てくれたこともあったっけ、、、

マルコハウスのゴハンもまた、とっても美味しい。

マルコハウスのゴハン

いつもずーっと応援して下さる常連さんに、馴染みのよしみで思い出話のついでについ、普段は喋らないようなことまで聞いてもらいながら、電車に乗りました。
コンビニでデザートにアイスを買って(別腹!)、テクテク、10分強。
・・・迷わず着きました。



大阪での2日間、楽しかった!!!
満足してぐっすり寝て、翌朝は早起きしました。
平日の通勤ラッシュ前に大都会を抜け出したかったから。


・・・ビックリ。

3分で駅に着きました。



どうも、この2日間、駅の改札のうち一番ホテルから遠い出口から出て、ぐるーり大回りしてたどり着いていたらしいのです。
近い方の駅の改札から振り向くと、すぐそこにホテルのてっぺんが見えました。

一体、どこをどう大回りしていたのか、、、
謎です(笑)。


まぁ、無事だったからいいか・・・

この日の帰り道はさほど渋滞にも遭わず快適な道のりで、一気に帰宅できました。
そんなに馬力があるわけじゃない愛車なので、飛ばしてもせいぜい時速100km。
7時間で帰って来ました。これは本当に、普通に上出来かも(笑)。
ちゃんと、土山SAであずきソフトを食べることも忘れませんでした。


あずきソフト


高速道路には多少は慣れたけれど、土地勘とか、「大体の方角」みたいなことにはつくづく、無縁であることを実感した二日間でもありました。
街中に「慣れる」には、まだまだ、何度も通わないと。

普通より時間がかかるかもしれないけれど、慣れるくらいまでずーーーっと、繰り返し行きたい場所でした。


今週末は東京は板橋。
これまた美味しいものがイッパイの商店街にある、美味しいお料理のあるお店で唄います。
お近くの方、ぜひぜひ。

ドリームズカフェ



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  1. 2023/04/19(水) 19:48:16|
  2. たかこ
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春の関西遠征・その3

タイトルには「関西」遠征とうたっているけれど、いわゆる「関西」を通り越して、もっと西へ。

岡山まで一気に移動するのは初めてでした。
天候も心配だったので前夜に出発。
静岡あたりから篠突くような大雨でした。
でも、夜なのと、平日なのも手伝ってか、渋滞もなく、今までになく順調な道のり。

みんながゆっくり目に、気を付けて走っていると却ってスムーズなのかもしれません。
渋滞を抜けたら飛ばして、また止まる、というよりも、ずーっと90キロくらいで走り続けている方が、ヒトもクルマもラクな気がします。

なんとなくなま暖かくて、まさに春の嵐。
洗車未経験の我が愛車もキレイになりそう、、、
(お正月に拭くくらいのことはするんです。中は割とマメに掃除するんです。でも、外側は、、、
ゴリゴリ洗車機にかけたら、いろいろ、取れたり剥がれたりしそうなんだもの・・・(笑))。



車がなんとなくピカピカになって岡山に到着する頃には、幸い雨も少し、小降りになりました。
この日、唄わせてもらったのは禁酒会館。
やぎたこで何度もお世話になった思い出の多い場所です。
いろいろな試練や苦難があるご時世にも、さまざまな工夫をしながらライブをやり続けてきた方々に、本当に頭が下がります。
毎月の定例ライブ、今回でなんと266回目。
20年以上も続くイベントにこうしてまた参加させてもらえるなんて、とても光栄!!

共演はいつもご一緒して下さる、そしてお会いするたびにパワーアップしている OZAKI・ UNITの皆さん。
平日の忙しい中、メンバーが駆けつけて、今回ならではの曲、そして「いつもの」曲も。
「この歌がないと始まらない」と常連さんが拍子を取りつつ笑顔になったのが印象的でした。

そして、もう一組の共演は Tune Delayのお二人。
ブルーグラスのフェスをキッカケに知り合うことができた大ベテランのデュオです。
何年か前にやぎたこで共演してもらった時、打ち上げで年齢や好きな音楽が近いことに気付いたやなぎさんが大喜びしていたことが思い出されました。

禁酒会館

窓の外は市電の走る風景、、、そしてここには、年代もののとっても素敵なピアノがあります。
鍵盤が戻ってくるのにちょっとタイムラグがあるような、ピアノの周りだけゆっくり時間が流れるような気がする反応。
ポ~ン、と、独特なサスティーンがとっても好きなのです。
せっかくなのでお借りして、ピアノが見聞きしてきた長~い時間を覗き見させてもらうような気分で数曲。

去年の今頃は、またここで唄える日が来るとは考えられずにいたので、感無量でした。

いつものお店で開催された打上げ時は、たくさん「飲酒」しました(笑)。
楽しい、楽しいライブと飲み会、でも真面目な反省会も含んでいるのがここの特長。
学ぶことも気付かされることもいっぱいあって、新たな宿題が見つかって、また来年も!!と気持ちを新たにしました。


翌日は打って変わって快晴。

ホテルで見かけたチラシに惹かれて、ちょっとだけ観光。
駅からもほど近い岡山県立美術館へ和田誠展を見に行きました。

壮観!
筆のタッチが間近で見られる大きな絵や、ポスター、絵本、幼少時のスケッチ、、、
同じ展示が関東に来たらもう一回、ゆっくり行きたいと思えるくらい、見ごたえのある展示でした。

さらに、12時の開店を待って、やぎたこCDも置いてくれているレコードショップへちょっとだけご挨拶に寄りました。
レジのある場所の棚、目線がちょうど向くあたりにやぎたこCDが場所をもらっていて、、、なんてありがたいこと!
これまたずいぶん久しぶりの再会だったので、お喋りできて嬉しかったです。
ついつい話が弾んで長居してしまいました。

ややドタバタながらも私なりに岡山を満喫して、さあそれから、山陽道をさらに西へ、広島県を目指しました。

1人で行くのは、初めて。
たくさんの人に「山陽道は事故が多いからよ~く気を付けてね!」とアドバイスをもらっていました。
たしかに、思ったより急な勾配があったり、急に車線が減ったり、カーブしていたり、、、で、みんなけっこう飛ばしてる。

ちょっとジェットコースターのような感覚もあるその道を、ドキドキしながら無事クリア!

なんとか無事故無違反(!)で広島に到着。

久しぶりの広島


私よりずっと前からやなぎさんを知る人が多い場所。
開演前には昔話にも花が咲きました。

コロナの間は来ることができなかったから、本当に久しぶりの再会ばかりです。

さらに、新しい出会いもあって、賑やかな夜になりました。
また会えて、よかった!!!
つくづく、そう思います。
お好み焼きを食べるのも久しぶりでした。

ひとしきりお喋りをして、再会を約束して、広島を後にしました。



実はこの後、帰り道に少しだけ、ご縁のあったところへ寄り道しました。
やなぎさんがずっと慕って、凄いミュージシャンだと言い続けていた人のお店。

何度も行ったことがあるわけではなかったので、内心ドキドキしながら車を走らせました。
お店の灯りが見えた時には嬉しかった!
もう閉店過ぎだったはずなのにお邪魔して、入れてもらって、思い出話をひとしきり。


ああ、よかった。
ぼんやりと気になっていたことがまたひとつ、カタチになって現在のものにアップデートできた気分でした。
「またおいで!」
という言葉を嬉しく聞きながら、改めて帰途につきました。

これは、寄り道と寄り道による戦利品の写真。
帰り道は、ずっと順調だったのに神奈川が目と鼻の先、というところで渋滞してしまいました。
仕方なく(?)富士山のふもとで休憩してソフトクリーム!

岡山、広島


いくら慣れても、そんなにしょっちゅう往復できる距離でもないなぁ、これに、さらにプラスαで西へ走って、やなぎさんは九州へも車で行っていたんだよなぁ、などという感慨と同時に、彼の歌詞にある 「旅はまだ始まったばかりだ」 という言葉が浮かびました。

また来年来るときに、今度はどんな歌を唄っているのか、、、新しい宿題をもらった気分です。



神奈川へ戻って、いつものお店では大好きな「ソウブラ」こと五十嵐正史とソウルブラザーズ 3匹のおっさん の皆さんと共演。

毎月、唄う機会を頂いているのをいいことに、このお店ではいつも、私がその時に唄いたいと思った歌!という選曲。
普段のライブではあぶれてしまうような曲ばかりが並ぶこともあります。

2023041206573971d.jpeg


ソウブラとの共演も実現して、とっても楽しい夜!
平日の夜なのに急いで集まって下さった皆さん、いつも本当にありがとうございます。


次の週末は、大阪。
ここ数週間、何度も通過したから、、、ちょっとご近所感があります(笑)。
こちらも久しぶりの、だけどお馴染みの場所。

再会が楽しみです。


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  1. 2023/04/13(木) 06:25:00|
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