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やなぎ×辻井貴子   うたうユニット やぎたこのブログ

いいこと

2023.5.27
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先週末は、大阪府豊中へ。
大好きなこの場所にソロでお邪魔するのは、去年の秋に引き続きもう2度目です。

前回のライブ前、私がグーグルマップを使いこなせずに、ランチタイムまでにたどり着けなかった友人の中華屋さんにも、今度は無事に立ち寄ることができました。
インターからこんなに近くだったなんて!!

そこからライブをするお店までの道のりも、店主曰く 「頑張れば自転車でも」 というくらいの距離。
分かりやすい道を教えてもらって、嘘のようにあっさり到着。
秋に来た時は細い細い路地をクランクの練習みたいにいくつも、ドキドキしながらウロウロしたのだけれど(笑)。


八宝亭!2023



早いものだなぁ、と思います。

前回は全部が必死で、なんだかアップアップしながらいろんなことを詰め込んだ2時間だったはず。
そういうギュウギュウな感じはきっと、客席にも全部伝わってしまっていたと思うのですが、ベテランのお客様が優しく見守ってくれて、この2回目に繋がったのでした。

定点観測のようにいつも、ここで聴いて下さる方がいる。
そのことを本当に有難く、大切に思っています。


あれから半年余り、やってきたことを正直に伝えられたらいいな、と思いながらチューニングなどの準備をする、ライブ前の時間が一番、緊張します。
あらかじめセットリストを決めて、それに合わせた楽器を持ってきているのだけれど、実際にその場の空気を吸って、来る予定の方々のお名前を見ていると、「ああ、やっぱりあの歌を唄おう」 とか 「この曲も聴いてほしい!」 などと思いついてつい、グラグラ、フラフラ、迷いに迷ってしまうのです。
他所でのライブも聴きに来て下さっている方に、いつもはやらない曲を。
地元で毎月唄わせてもらう場所でしかお披露目したことのない歌も、こっそりと。
出したり、引っ込めたり、この日も少しだけ、当初の予定とは違う選曲になりました。

でも、この日に唄いたいと、前回のライブを終えた時からずっと、思っていた歌がありました。

2018年1月に発表したやぎたこ唯一の日本語で唄ったアルバム 『WE SHALL OVERCOME』 の録音をした時のこと。
共演をお願いした大勢の先輩方が日替わりで録音場所を訪れ、唄い、演奏していってくれた、夢のような数日のうちの1日。
予定の曲をサラリとワンテイクで録り終えて
「ほな~!」と軽やかに立ち去ろうとするのを呼び止めて、
「急なお願いで申し訳ないんですが、ぜひ、もう1曲」 とお願いして唄ってもらった曲。
「ええよ~!」 とこれまたあっさりと快諾し、唄ってもらったその音源に、あとから私の声を重ねました。

「唄いまわしは真似るな。でも語尾は合わせること。ハモるのは最後のフレーズだけ。“歌のおねえさん”みたいに!」
というのが、私の声を入れる時の、やなぎさんの指示でした。


以来、やぎたこのライブには時折 「ソロコーナー」が登場するようになりました。
このアルバム収録の曲をめいめい1曲ずつ唄うのです。
それまでは頑なに 「ソロとやぎたこの“共演”はしない」 と言い張っていたのだけれど。
可能性が一歩広がる、キッカケでした。

やぎたこのライブでこのお店を訪れた時に 「一緒に唄って下さい!」とお願いして、初の共演が叶った時は、とても嬉しかった。
客席側から聴くやなぎさんもニコニコと満足そうな笑顔でした。


そんなことを思い出しつつ、もし今日、お会いできたらお願いしてみようと、出向く前から心に決めていたのでした。
願いは届き、2度目の共演が叶いました。

ねいろカフェ2023.5


いいこと 悪いこと みんな
思い出に 変わって良かった

~金森幸介 『いいこと』 より~




“唄う時に、自身が感情的になってはいけない”

そういう教えを叩き込まれてきて、1年間、大切なこの曲を人前で唄っていませんでした。
これからはまた、一人の時にも唄っていけたら。


幸介さん、そして見守ってくれた皆さん、ありがとうございました。



この日は初の豊中泊。
これまたお客様で来て下さっていた先輩ミュージシャンの御宅に泊めてもらって、美味しいビールとお喋りですっかり夜更かし。
楽しかった!!!
音楽と人に歴史あり。
打上げともフェスとも違う女子会。
こんなの初めて~!!と、すっかりはしゃいで、とっても貴重なひとときを過ごしました。

クラフトビール

お世話になりました!
次に会える機会がまた、格段に楽しみになりました。




今週末は東京都。
ずいぶん長い間、ご無沙汰してしまって申し訳ないと思い続けていた場所でようやく実現するライブ。
やぎたことして唄い始めるよりも前の私を知っている舘野さんの歌を聴けるのも久しぶり。

本当に楽しみです。
お時間のある方、ぜひ。
日本語の “語り歌” をぜひ、聴きに来てください。

かけこみ亭 050603


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  1. 2023/05/30(火) 20:30:21|
  2. たかこ
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新緑の京都、静岡

2023.5.19~21
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先週末は、京都へ。
バンドで唄うという滅多にない機会を頂いて、ずいぶん前から準備を重ねてきました。
企画してくれたShinoちゃんから夜討ち朝駆けで届く音源と歌詞カード!!
段取りの良い彼女のセッティングにすっかり甘えてしまいました。

共演曲は、かつてのやぎたこレパートリー。
Shinoちゃんと初めて出会って、共演した時のやぎたこのセットリストをなぞるという思い入れのある選曲です。
しかも、やなぎさんが趣向を凝らして作ったコーラスパートやアレンジを基に演奏しよう、というコンセプト!

ソロで唄うようになってから、キーや唄うパートを変えてしまった曲もあったので、1つずつ丁寧に合わせてもらいました。
前日の金曜日はバンドメンバーにも付き合ってもらって京都で最終確認のリハーサルをしました。
やっぱり、誰かと一緒に唄うのは楽しい!!

この日の夜はちょうど、やぎたこでも何度もお世話になったお店 VINCENT にて、コロナを挟んで数年ぶりのイベントが初めて再開される日でした。
リハーサル後に楽器を持ってお邪魔して、ちょっぴり参加させてもらいました。

ずいぶん久しぶりの場所のはずなのに、実際にその場に同じ顔触れが集うと、久しぶりのステージから見える景色は、何も変わっていないような気がして、なんだかとても嬉しかったです。

VINCENT

翌日はいよいよ本番。お昼は広沢池のほとりで贅沢なおうどんを食べました。
電柱などが何もない風景!
平安時代の人達も同じ景色を見ていたのかも。。。
ひとしきりお散歩してから、元気いっぱいで会場へ。

ホンキートンクの、由緒あるステージに立つ機会を得られるなんて。
Shinoちゃん渾身のチラシと数か月にわたる宣伝、そしてお店の歴史に甘えさせてもらって、、、
錚々たる顔ぶれの客席に嬉しいやら、恐縮するやら。

演奏中はベテランのバンドメンバーに甘えっぱなし。
実は、私がソロ回しの順番を間違えたり、違う箇所の歌詞を唄ってしまったりとイロイロな失敗もあったのですが、その都度、百戦錬磨の余裕で、そんなことはおくびにも出さず、皆がスマートにフォローしてくれていたのでした。

HONKYTONK


本格的なブルーグラスバンドの音で唄わせてもらうなんて、生まれて初めての経験。
こんなにも違うのか、と驚きの連続でした。
1人で唄うのと違うのはもちろんのこと、2人の時とも、聞こえ方や音圧が全く違います。
全員の音を聞いている余裕がなかなかなくて、ともすれば自分の唄うパートを見失ってしまいそう。
なんとか着いて行かなければ、という必死の心境だったのですが、それでも、決して忘れられないような心地よさを味わいました。

ホントに素敵な、夢のような経験でした。

忙しい中、足を運んで下さった皆様、本当に本当に、ありがとうございました。
個別にお礼が言い切れていなくて申し訳ないのですが、この場を借りて心から御礼申し上げます。




名残惜しかったけれど、翌朝は少し早めに出発。
静岡で昼下がりライブです。

やぎたこで最初にお世話になってから、もうずいぶん長いお付き合い。
本当は昨年、お邪魔するはずだったのが、今年に延期となりました。
久しぶりの再会。また会えて嬉しい!!!

この日の共演は大好きな Mari's Lament 。
最近、若手のバンジョープレイヤーが加わり、レパートリーも演奏も会うたびにパワーアップしています。

リハーサルの時に、共演曲として嬉しい提案を頂きました。
『Someday We'll meet again sweetheart』 です。
「やぎたこバージョンをYoutubeで観てコピーしたんだけど」 ですって!!
前半はやぎたこバージョン、後半からはバンジョーが入ってブルーグラステイストで、というアイデアでした。
素敵!!

この曲は、やぎたこでは、いわゆるブルーグラスアレンジでよく使われるコードではなく、ちょっと変わったコード進行で唄っていました。
大好きなユニット “阪神パークがないでしょ” の鮫島夫妻が演奏されているアレンジに惚れ込んでお願いし、鮫島さんのギターをやなぎさんがコピーしてやぎたこのレパートリーに加わった曲なのです。
アメリカのシンガーソングライター Wil Maring のバージョンを参考にしたんだと鮫島さんから教わったのがキッカケで、他にも彼女のアレンジを参考にレパートリーにした曲もあるくらい。

お店のマスターにもマンドリンで参加して頂いて、なんだかとても贅沢な共演が叶いました。
あのギターのフレーズでまた唄うことができるとは・・・!!
Mari's Lament の皆さんに感謝、感謝です。

いろいろなイベントが開催されている日だったにも関わらず来て下さった皆様、本当にありがとうございました!!


050521-2セレンディピティ


静岡から神奈川なら、あまり遠いと感じなくなりました。
どこのソフトクリームが美味しいかも知っています(笑)。
左下の抹茶ソフトクリームは遠州森町PAで新人さんらしいスタッフが作ってくれたもの。
カタチが悪いからと作り直そうとするのを 「そんな、勿体ナイ!!そのままください!(どのみちあっという間に食べちゃうし)」
と奪い取ったのでした。
もちろん、十二分に美味しく頂きました。

次の週末は、大阪は豊中。

その次の週、6月の最初は、何年越しかでようやく実現が叶うことになった企画。
館野公一さんと、かけこみ亭で唄います。

かけこみ亭 050603

滅多にない貴重な共演です。
とってもおススメ。
お時間のある方、ぜひぜひお越しください。
お待ちしています!!

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  1. 2023/05/25(木) 07:15:04|
  2. たかこ
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新緑の季節!

GWのあとは、とっても稀有で光栄なライブの機会がありました。

まずは土曜日、岐阜は高山市へ。
あいにくの雨模様でしたが、楽器には暑くない方が良いし、何より岐阜県の山道は雨に濡れると新緑の美しさが増して本当に綺麗。
楽しいドライブでした。

高山市内の、観光用の商店街から少し路地に入った奥に、とても素敵な本屋さんがあります。
「こどものほんや ピースランド」というその名の通り、ポリシーのある品ぞろえにいつもハッとさせられるお店です。
コロナの最中も関係なく、やぎたこで毎年のようにお邪魔していました。
フォスター作品集のアルバムも置いて下さっています。
実は、あのアルバムのブックレットに使った参考文献のうち一冊はまさにピースランドで出会った本なのです。

そんな、とても思い入れのある場所で今回は、企画をして下さった方のおかげで佐久間順平さんとの共演が実現しました。

ピースランド1011


やぎたこのアルバム『We Shall Overcome』 製作時に林亭として参加をお願いした順平さんのライブを聴きに行くことこそあれ、まさかソロで共演する日が来るなんて思いもよらなかったのですが、ひょんなことから機会を頂いて急遽、ご一緒したのが去年の11月。今回は2度目の共演でした。
前回取り上げた林亭のレパートリーに加えて、今回は私のオリジナル曲も!
図々しくもリハーサルの機会まで頂いて、アレンジと音を加えてもらって、ギターの手ほどきまで受けての本番。
唄い慣れていたはずの自分の曲がなんだか見違えるようになって、思わずライブ中にも「カボチャが馬車になりました!」と口走ってしまったほど。

単なる音や指の使い方だけではなく、もっともっといろんなことを教えられた気がする、とっても貴重な体験でした。

マスターと順平さんとの共演、「さるまたの唄」のデュエットもとても素晴らしくて、何とも贅沢な時間。
毎年、ここでしか会えない方々との再会も感慨深いものがありました。

一昨年は、お店で遅くまで飲んだ翌朝、歌を聴いて下さった方のお店へ出向き、切らしていた煙草を買いました。
「スゴイ品揃えの煙草屋さんと知り合えた!!」と、ゴロワーズを抱えて満面の笑みだったやなぎさんの顔を思い出しました。
今年は美味しいお菓子の差し入れを頂いてしまいました(^^)。

また会えて、良かった。
嬉しかったです。



翌日は、ぎふ清流文化プラザにて。
普段は滅多に立つことのない、大きくて立派なホールのステージで唄う機会を頂戴しました。
高石ともやさん、リピート山中さんのライブのオープニングで数曲。
大先輩の演奏をリハーサルも含め間近で見聞きできたのが何よりの収穫でした。

アプローチや表現方法は違っても、唄う人たちが目指す場所は実は、みんな一緒なのかもしれない。
高石さんの語る「歌とは、芸とは、」というような言葉にふと、そんなことを思いました。


実は13年前、2010年の7月に、結成間もないやぎたこは、天城ドームで開催された大きなコンサート 『フォークソングフェスティバル伊豆~絆~』 に出演した時にともやさんにお会いしたことがあります。
灼熱の会場で何時間にも及ぶステージを終始、立って聞き続けていたともやさんから励ましの言葉をもらったことは、今でも大事なお守り。
この時のコンサートで知り合った方々に、今もとてもお世話になっています。
そういう出会いのおかげでやぎたこは、大勢の音楽仲間に知り合うことができて、楽器が増えて、ああなってこうなって、、、

あれから13年も経ったなんて。
私にとっては感慨深い記念撮影!!


清流プラザ2023


ロビーと舞台裏と客席とステージと搬入口と・・・
迷っているのか正しい最短距離なのか分からないまま、何度もぐるぐる、ウロウロ、似たような場所を行ったり来たり。
ずいぶん歩数を稼いでしまった気がしますが、無事に自分の出番の後、楽器を片付けてからリピート山中さんのステージも、ともやさんのステージも、席に座って存分に堪能しました。

前座の立場の私にまで、皆さんがとっても良くして下さって恐縮してしまうほどでした。
嬉しい再会もたくさん。
ともやさんの音楽を愛する人たちが、やぎたこのことをも応援してくれていたんだ、ということを改めて実感しました。
遠方から足を運んで下さった方々、朝早くから夜遅くまで、雨の中たくさんの準備に尽力して下さったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


さて
なんだか突然、空を飛んだくらい身に余る体験をしてしまいましたが、それは私のチカラじゃないんだった(笑)。
魔法が消えてもまた、カボチャなりに唄わせてもらえるのが嬉しいし、有難いことだなー、とつくづく思います。

今日はピーカンの神奈川でマンスリーライブ。
バンジョーズラ~リ、の予定です。
下手くそなくせに(笑)。

永吉Vol37



そして週末は、京都、日曜はとっても久しぶりに静岡で唄います。
お近くの方、ぜひぜひ。


5月21日(日)
セレンディピティ
w/Mari's Lament
静岡市葵区鷹匠2-3-4 
054-251-8722
14:30 Open 15:00 Start ¥2,500+オーダー 

セレンディピティ2023

そのまた翌週は大阪、6月は東京、と続きます。
どこかでお会いできますように!!

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  1. 2023/05/16(火) 16:05:33|
  2. たかこ
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楽しかったGWに引き続き、今週末は、岐阜!です

このGW、1人で行くのは初めて!の北陸へ足を延ばしました。

3日のライブ初日に向けて、大事をとって前夜に出発したけれど、かつて経験したことのあるGWよりもずーーーっとたくさんの大渋滞が起きていて、ちょっぴり難儀しました。
地図を見るとそこら中で点々と事故渋滞の赤いマーク。
ただの混雑と違って、解消にだいぶ時間がかかると困るから、と、慣れない下道と行ったり来たりしながらの往路でした。
本当にたどり着くのか?!
とご心配をおかけしてしまった皆さん、ゴメンナサイ!
米原を過ぎてからは夢のように快適な北陸道ドライブでした。

コロナ前以来なので、福井県の地を踏むのは本当に久しぶりです。

福井にて2023


準備万端で待ち構えていて下さった皆さんのおかげで無事、楽しいひとときを過ごすことができました。
こちらでいつもお世話になる方はバンジョープレイヤー。相変わらず華麗な指捌き!
東京で仲良くなった福井のバンドともご一緒できたし、神奈川から来て下さった方もありビックリ。
感謝、感謝です。

夜は、海の見える素晴らしいロケーションで、海の幸をたくさん頂いて、、、
もともとは船の料理人だったご主人が始めた素敵なレストラン 「砂や」さんにそのまま、宿泊もできるという夢のようなシチュエーション。
調度品にもコダワリのある素敵なペンションでした。

砂や2023

写真を忘れてしまったのだけれど、朝食もお魚づくしのとっても豪華なメニュー。
美味しい、楽しい思いをたくさん頂戴して、翌日は石川県へ移動しました。


ブルーグラスフェスではお馴染み(?)の女性コーラストリオ、デリシャス・シスターズ!
メンバー2人と加賀温泉駅で合流後、シッカリ練習してから、シッカリ豪華なお昼ごはん!!
お洒落なロゴの自転車の主がこの素敵なランチのホストになってくれました。

小松にて2023



この日のライブは楽しい共演がたくさん。
“ふうちん” こと沢田颯太さんとは、初対面ではないけれど共演は初めて。
私がギターを始めた頃に一生懸命聴いたり、弾こうとした(けど弾けなかった)トミー・エマニュエルの曲もレパートリーにするようなギタリストです。
打合せの結果、共通項はディランとPPM、ということになり、この日の共演曲は
『Don't think twice』 と
『Blowin' in the wind』 と決め、この日のために練習したのでした。

彼のギターに私はクロウハンマーもどきのナイロン弦バンジョーで。
シッカリしたギターに合わせて唄うのはとっても気持ちが良くて、思った以上の楽しさ!
また関東でも会えたらイイネ、と言い合って別れました。
ブッキングして下さったお店にも、感謝、感謝です。

白山にて2023

この日、お庭に咲いたというバラの花束を持って来て下さった方があり、ステージに飾らせてもらいました。
見事な大きさ!!美しい色、カタチはもちろん素晴らしいし、それにとっても良い香り。
この日以降も水筒に挿してドリンクホルダーに置き、神奈川までずっと一緒。
車の移動中も、ずっと楽しませてくれました。

デリシャス・シスターズの出演はこの日と翌日の富山県 高岡市での2DAYS。
全身白い衣装、というのが、結成当初からのトレードマークです。
『オー・ブラザー』という映画に出てくる女性たちのイメージなのですが、現物がその雰囲気を出せているかどうか・・・?!


高岡にて2023

高岡の会場は美味しいお蕎麦屋さん。
お蕎麦も頂いて、ピアノがあるのでピアノも弾かせてもらったり、マウンテンダルシマーも引っ張り出したりしながらの第一部。
休憩を挟んで第二部では衣装を変えて、デリシャス・シスターズの登場です。
久しぶりの再会がたくさんあって、新しい出会いもいろいろあって、盛り沢山の楽しい一日となりました。


翌日は朝から移動。
あいにくの雨模様でしたが、涼しいので、車に積んだお花や楽器には好都合。
新潟は東西に360kmもあるんだよ~、と教えてもらいましたが、たしかに長い!
隣の県とはいえ、富山県の高岡市から加茂市までは250kmです。
行き先に「新潟・東京」とあるとちょっと変な気分。
行くのか帰るのか?

でも北陸から新潟を経由すると考えれば、関東への帰り道みたいなもの。
新潟県は、フェスの都合や他のイベントにも足を運ぶ機会があったので、慣れた道も多いのです。
会場である加茂のお店、LJ Studio も、実は2年前にお邪魔しています。
「久しぶり」感がちょっとだけ他所より低くて、、、
ナワバリというのは図々しいとしても、なんだか本当に少し「帰ってきた」感がありました(笑)。

LJにて2023


広くてチャンとした音響のあるステージを、この日は終始、独り占め。
音作りも写真も上手なマスターに助けられ、唄いたいものをたくさん、唄わせてもらったひととき。
嬉しい嬉しい再会があったり、美味し~~~い餡子の入った笹餅をもって来て下さる方があったり、
この日もまた、私にとってはとっても、感慨深い一夜となりました。


さて
地元の方に先導してもらって、翌日は関川まで安心の移動!
途中、加茂の昔からあるところてん屋さんにお邪魔して、割りばし1本で食べることに驚いたり、
雨に濡れてちょっと(いやだいぶ)ションボリした感じの鯉のぼりたちに、申し訳なく思いつつつい、笑ってしまったり、、、

加茂へ!2023

とっても楽しい道中でした。
なんだかあっという間のGWライブ。
もう5日目だなんて信じられない気持ちだったけれど、いつもGW最終日にお邪魔することの多い関川に着いたら、ああ、ゴールデンウィークも終わりだなぁ、と実感したのでした。


始まる前に、お隣の道の駅で足湯を利用してみたり、会場でもある齋藤医院で開催されているマルシェでいろんなお買い物を楽しんだり。
美しい上生菓子、ハリネズミくんの隣にあるミカン、剝く前は下記の写真の通り。


齋藤医院2023

皮をむいたらちゃんと中から小袋に入った実の形をした餡が出てきて大感激。
とっても美味しかったです。
他にも美しいお花のアートを作れるスタッフがいたり、美味しいパン屋さんが出店していたり・・・
道の駅には温泉施設もあって、ライブの後はゆったり露天風呂にも浸かることができました。
湯上りにはビール、、、じゃなくてメグミルク(笑)。


関川 道の駅2023

ここは大雨で水害が起きた時、大きな被害があった地域です。
何年か前に唄わせてもらった場所は床上浸水したとのこと。
こんな風に直し、綺麗にし、使えるように、観光客が来られるように整えるまでには、どれだけ多くの苦労があっただろうかと思います。
皆が諦めずに力を合わせて復興した場所。
そこでまた唄わせてもらうことができて、本当に光栄でした。

水害時に被害に遭ったかぼちゃを使って何か作ろう、という発想がキッカケになって生まれたというかぼちゃプリンは、本当に濃厚でかぼちゃの味がする、シッカリしているのにとろけるようなクリーミーさを持つ絶品でした。

ああ、美味しかった!!

終演後、違う場所からこの地に移住してきたという方の話も聞くことができたりして、なんだかとても贅沢なひとときでした。
どんなにオンラインのいろいろが発達しても、直接、ニンゲンが他所へ出向いて、そこに住む人たちが足を運んでくれて、
直接に顔を見ていろんな話を聞かせてもらえるのが、何よりの醍醐味。

こうしてまた唄わせてもらえるありがたさをつくづく、実感した5日間でした。
各地でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

なお
行きは混雑しすぎ、帰りは朝から快適すぎるドライブだったので、今回のツアーではソフトクリームは食べませんでした(笑)。

今週末はスペシャルライブ。
滅多にない企画が続きます。
お見逃しなく!

順平さんと
友也さん、リピートさんと




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  1. 2023/05/10(水) 07:15:48|
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いよいよ5月

この春は西へ向かう迷子日記(?)が続きましたが、4月の後半、板橋区で唄う機会を頂きました。
とっても楽しい商店街の入り口近くにあるお店、Dream’s cafeにて。
ソロで唄わせてもらうのは二度目です。

やぎたこで長くお世話になっていた場所ほど、一体何を唄えばいいのか迷って悩むことが多いのですが、こうして「またおいで」が実現して2度目になると途端に自由な気持ちになります。
やりたい放題の選曲(笑)。

自身でもちょっと発見でした。
初めてのソロを聴いてもらおう、という時は知らぬうちに気負っているというか、
「やぎたこ風なこともします、でもソロではこうです、でもやなぎソロはこんなのもあって、、、!!」とつい、詰め込みたくなってしまうのだなぁ、と思いました。

顔見知りのお客様もあり、なんともかわいらしい応援マスコットを連れて来て下さった方もあり、、、
スヌーピーも弾くならと(?)勇気をもらって修業中のクロウハンマー(もどき)の曲も披露してしまいました。

202304231726062c7.jpeg


私の引き継いだバンジョーは、ミュートのためにバンジョーの中にスヌーピーが入っているのだけれど、、、このスヌーピーはちゃんと、自身がバンジョーを持っています(笑)。
このミニミニバンジョー、ちゃんと弦も張ってあるのです!
凄い作品!
ライブ前、「そろそろ時間ですよ~」 と声をかけられてしまうくらいに盛り上がってしまいました。
なぜか、ブルーグラスを愛する人には特に、スヌーピーファンが大勢いるような気がします。
アメリカ繋がりなのでしょうか・・・?

弾きやすいピアノも出してもらって、椅子も借りて、ダルシマーも弾いたりして、
美味しい匂いを味わいながらなんだかホームパーティで唄っているような気分。

黄昏時、ガラス張りの店内はとっても良い加減の薄明るさになって素敵。

ノビノビ好きな曲ばかり聴いて頂いて、幸せなひとときでした。
美味しいお料理と自家製ジンジャエールも絶品。
まだ行ったことのない方、いつかぜひ。


20230423172545a7f.jpeg


翌週は仕事の間隙を縫って、平日の夜に八王子へ寄りました。
バス停を下りてから、グーグルマップとにらめっこしながら個展会場に向かう橋を渡ろうとしたら、たもとの銅像がギターを持っていたので思わず一枚。
iphoneを新しくしたらすごく明るく撮れて驚きました。
肉眼で感じていたより明るいみたい。

20230428200439dfe.jpeg


目指したのはシバさんの個展。
以前、青山に観に行って以来なので、もう何年ぶりか・・・
本当はライブのある時にお邪魔したかったのだけれど、いつもなかなか、タイミングが合わず残念に思っています。
きっといつかそのうち、会える機会があるんだろうなぁ、今はその時ではないのだろうなぁ、とボンヤリ思いつつ、食卓が嬉しく美味しくなりそうな数点を連れ帰りました。
嬉しい!
シバさんの器、大好きなのです。
少しだけコレクションが増えました。


そして週末。
びゅんっ、と新幹線で、新神戸まで。。。
初めてのイベントにお邪魔しました。
やぎたこでも長い間、気になっていたのだけれど、日程が合わなかったり、 GWにいつもお邪魔しているエリアと車移動で繋げるには遠すぎたり、と、いつも泣く泣く来られず仕舞いだった、グッゲンハイム邸で開催されるSea Mountain 。
ようやく、訪れることができました。


グッゲンハイム邸1日目


美しい、素晴らしいロケーションとは聞いていたけれど、想像以上でした!午後はあいにくの雨模様だったけれど、それでも素敵な場所であることに変わりはありません。
お馴染みの顔ぶれとの再会に加え、
ずーーっと会いたかった人たちに会い、
ずーーっと聴きたかった人たちの演奏を聴き、、、

本当に来た甲斐があった!!
ずいぶん長い間、会う機会が得られずに手紙のやりとりだけだった方と再会できたり。
やぎたこ結成当初から憧れていたヴォーカリストの、変わらぬ歌声に圧倒されたり。
片時も目を離せない出演者ばかりで、本当にたっぷりみっちり、良い音楽漬け。
今思い出しても嬉しくてニンマリしてしまうような2日間でした。

ずっと欲しかったJoke on the Puppy の作品もようやく入手できました。
エントリーし損ねていた私のことを知って、出番がないなら、とクリさんこと木崎豊さんが声をかけて下さり、1曲一緒に唄うチャンスまで頂いたので、その日に買ったばかりのシャツに着替えて早速お披露目。
購入日に即、ステージデビューだなんて縁起の良い衣装です。
しかもクリさんと!!
なんと光栄。

何だか他にもワクワクするようなものをイロイロ入手。

Sea Mountain2


ブルーグラスフェスで会う仲間だけでなく、オールドタイム、フォークの集まりで会う人たちも大勢揃うのがこのコンサートのとっても素敵なところ。
近所で一泊して、2日目も朝からたっぷり、いい音三昧で過ごしました。

美味しいものもかわいいものも手に入れて、帰り道も嬉しい道連れがありお喋りタイム。
最後の最後まで大満足!!

ご一緒できた皆様、スタッフの皆様、ホントにありがとうございました‼️

来年も行きたい!!
カレンダーにしっかり、書き込みました。


さて
世間では GW後半、ということになるのでしょうか。
5/3からは北陸、新潟へと、今度はたくさんの楽器と共に車で伺います。
各所、素敵な共演があったり、デリシャス・シスターズのステージもあったり、と見どころ、楽しみドコロはそれぞれ、イロイロ。
お近くの方、ぜひぜひお越しください。

5月3日(水祝)
福井 Kimama-Cafe
w/ North To South(ブルーグラス)他
15:00 Open 15:30 Start ¥2,500 1dr付
30名限定(要予約)
福井県坂井市春江町江留下3-15
0776-51-1196

4日(木祝)
石川県白山市 ポンポロプーFPホール
辻井貴子GW北陸ツアー
w/ふうちん デリシャス・シスターズ
白山市中町30
076-214-6236
17:30 Open 18:00 Start ¥3,000(1dr付)


5日(金祝)
富山県高岡 ぼくのほそ道
w/ デリシャス・シスターズ
高岡市西藤平蔵565(国道156号北蔵新バス停近く)
0766-63-5297
090-2038-8860(嶋)
14:30 Open 15:00 Start ¥2,000(1dr付)
主催 弦楽工房ヴレ 協力 風待茶房 ぼくのほそ道

6日(土)
新潟県加茂市 LJ Studio
加茂市旭町1-11(ガスト向かい2F)
090-5327-7320
19:00 Open 19:30 Start ¥2,000+オーダー

7日(日)
新潟県関川村 旧斎藤医院 ながや前広場
辻井貴子お庭ライブ
新潟県岩船郡関川村下関913 役場となり
14:00~15:00 入場無料 カンパ大歓迎
お問合せ 090-5818-4050 (旧斎藤医院つなぐプロジェクト 近美千代)


そしてその翌週は、夢の共演二本立て。



順平さんと!
友也さん、リピートさんと!


安全運転で頑張ります。
よろしくお願いします!!!





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  1. 2023/05/01(月) 17:15:29|
  2. たかこ
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